
その他の周辺機材:三脚・ジンバル・照明・背景
これまでの記事で、カメラ本体・レンズ・マイクについて取り上げました。
今回は、「撮影に必要な、カメラ以外の道具は?」という疑問に答えるべく、三脚・ジンバル・照明・背景について解説します。
必須:三脚
三脚は、カメラやスマートフォンを固定し、手ブレを防ぐための機材です。
手持ちで撮影すると、映像が揺れて見づらくなることがあります。
1本目の動画から、三脚は用意しておくことをおすすめします。
三脚には、スマートフォン用の軽量なものと、カメラ用のしっかりしたものがあります。
- スマートフォン用三脚:3,000円〜6,000円程度が目安です
- カメラ用三脚:支える重量やサイズによって価格帯の幅が広く、一概には言えません。使用するカメラの重量に対応しているかを確認して選ぶ必要があります
三脚を使うと使わないでは、映像の完成度が大きく変わってくることがあります。
三脚あり撮影と三脚なし撮影をして、違いを比べて見てみると、とてもいい勉強になると思います。
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便利:ジンバル(手ブレ補正)
ジンバルは、歩きながら撮影する際などに、映像の揺れを吸収してくれる機材です。
三脚が「固定した状態での安定」を担うのに対し、ジンバルは「動きながらの安定」を担います。
- スマートフォン用ジンバル:13,000円程度から
- カメラ用ジンバル:55,000円程度から、上位モデルでは10万円近くになるものもあります
ジンバルが無くても動画は撮影できます。
店内を歩きながら撮影するなど、動きのあるカットを取り入れたくなったタイミングで検討すれば十分です。
とはいえ、ジンバルを使うとカメラワークに幅がうまれるので、一気にプロっぽい映像が取れたりします。
とても楽しいので、是非試してみてください。
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あると差がつく:照明
室内での撮影では、光量が足りず映像が暗くなったり、ノイズが増えたりすることがあります。
照明を1つ用意しておくと、こうした問題を軽減できます。
- 初心者向けのLEDライト:3,000円〜10,000円程度が目安です
ただし、簡易的な照明を1つ用意するだけでは対応しきれないケースも多くあります。
たとえば、光を一方向からしか当てられないと、顔の片側だけに強い影ができてしまうことがあります。
部屋全体が広い場合や、背景と被写体の明るさの差が大きい場合も、1灯だけでは物足りなく感じられることがあります。
こうした課題に対応する基本的な考え方(3点照明など、複数の光を組み合わせる方法)については、今後の記事で詳しく取り上げます。
まずは「暗いと感じたら、1つ照明を足してみる」ところから始め、物足りなさを感じたら、より本格的な照明の組み方を検討する、という進め方で問題ありません。
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あると差がつく:背景
背景は、専用の機材を用意しなくても工夫できる部分です。
- 撮影する場所の背景に、余計なものが写り込んでいないか確認する
- 生活感の出やすいもの(配線、洗濯物、雑多な棚など)は、あらかじめ片付けておく
- こだわりたい場合は、背景用の布や紙(背景紙)を用意する方法もあります
背景の選び方についても、今後の記事で詳しく取り上げます。
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揃える順番の考え方
三脚・ジンバル・照明・背景を、すべて最初からそろえる必要はありません。
まずは三脚を用意し、撮影を重ねる中で「ここが気になる」と感じた部分から、必要な機材を追加していく進め方をおすすめします。
お店紹介動画の例で考えると
これまでの記事で例に挙げている、飲食店の3分程度のお店紹介動画で考えてみます。
外観や店内、料理のカットは三脚を使って安定させ、店内を案内しながら撮影するカットがあればジンバルがあると撮りやすくなります。
店内の照明が暗めであれば、簡易的なLEDライトを足すことで改善できる場合がありますが、店内が広い場合や、複数の角度から撮影する場合は、1灯だけでは影の出方が気になることもあります。
背景については、撮影前にカウンター周りや棚を軽く整えておくだけでも、映像の印象が変わります。
まとめ
三脚は必須、ジンバルは動きのある撮影に便利、照明と背景はひと工夫で差がつく要素です。
特に照明は、1灯の簡易的なものだけでは対応しきれない場面も多いため、まずは試してみたうえで、必要に応じて本格的な組み方を検討するとよいでしょう。
すべてを一度にそろえる必要はなく、撮影を進める中で必要性を感じたものから追加していけば十分です。