初心者向け:最小限で動画1本を作るのに必要な機材リスト
前回の記事では、動画制作が「企画・準備」「撮影」「編集」「公開」という4つの工程で進むことをご紹介しました。
今回は、その中の「撮影」に向けて準備する機材について取り上げます。
「結局、最低限何があれば動画は作れるの?」という疑問に答えていきます。
引き続き、「飲食店が3分程度のお店紹介動画を1本作る」という例を通して考えていきます。
結論:最小構成は4つ
動画制作に最低限必要なものは、次の4つです。
- カメラ(またはスマートフォン)
- マイク
- 三脚
- 編集ソフト
照明やジンバル(手ブレ補正機材)などもありますが、これらは無くても動画自体は完成させられます。
まずはこの4つを押さえておけば、1本目の動画に取りかかれます。
それぞれ順番に見ていきます。
スマートフォンだけで動画は作れるか?
結論から言うと、作れます。
近年のスマートフォンは動画撮影機能が向上している傾向にあり、日常的に使っている機種でも、十分に動画制作の素材を撮影できます。
スマートフォンで撮影するメリットは、次のような点です。
- すでに持っている場合、新たな出費が不要
- 軽くて持ち運びやすい
- 操作が直感的で、初めてでも扱いやすい
一方で、次のような制約もあります。
- 絞り値(F値)などを手動で細かく調整できない機種が多い
- ズームを使うと画質が落ちやすい傾向がある
- 内蔵マイクは、周囲の環境音を拾いやすい
具体的にどこまで撮影できるかは機種によって差があるため、お手持ちの端末の性能は、実際に試し撮りをして確認することをおすすめします。
カメラは必須か
1本目の動画に限って言えば、カメラは必須ではありません。
スマートフォンでも撮影は可能です。
ただし、今後も継続して動画制作を行っていきたい場合や、より細かい設定(ボケ感や暗い場所での撮影など)にこだわりたい場合は、デジタルカメラの導入を検討する必要があります。
スマートフォンとデジタルカメラのどちらを選ぶべきかについては、今後の記事で詳しく取り上げます。
ここでは「1本目はスマートフォンからでも始められる」という点を押さえておいてください。
最小構成の4つを詳しく見る
①カメラ(またはスマートフォン)
撮影した映像を記録するための機材です。
前述の通り、1本目はお手持ちのスマートフォンで問題ありません。
②マイク
音声を録音するための機材です。
カメラやスマートフォンに内蔵されているマイクでも、録音自体は可能です。
ただし、内蔵マイクは周囲の音(環境音)も一緒に拾ってしまうため、話し声が聞き取りにくくなる場合があります。
外付けマイクを使うと聞き取りやすさが向上する傾向にありますが、これは「最小構成」の段階では必須ではなく、後から追加を検討するもので問題ありません。
外付けマイクの選び方については、STEP2で詳しく取り上げます。
③三脚
カメラやスマートフォンを固定し、手ブレを防ぐための機材です。
手持ちで撮影すると、映像が揺れて見づらくなることがあります。
三脚を使うことで、安定した映像を撮影しやすくなります。
スマートフォン用の三脚は、比較的手に入りやすい機材です。
④編集ソフト
撮影した映像素材をつなぎ合わせ、1本の動画に仕上げるためのソフトです。
無料で使えるものも存在します。
具体的なソフトの選び方や特徴については、編集を扱う記事で詳しく解説します。
ここでは「編集ソフトが無いと、素材はあっても1本の動画にはならない」という点を押さえておいてください。
お店紹介動画の例で考える最小構成
前回の記事で例に挙げた、飲食店の3分程度のお店紹介動画で考えてみます。
- カメラ:お手持ちのスマートフォンで撮影
- マイク:スタッフのコメントを撮る際は、スマートフォンをできるだけ話す人に近づけて撮影すれば、内蔵マイクでもある程度聞き取りやすく録音できます。ただし、店内が騒がしい場合は、聞き取りづらくなることもあります
- 三脚:外観や店内の映像を撮る際に、スマートフォン用の三脚があると、安定した映像になります
- 編集ソフト:無料の編集ソフトやアプリを使えば、カット編集やテロップの追加が可能です
このように、特別な機材を揃えなくても、1本目の動画は作り始められます。
まとめ
動画制作に最低限必要なのは、「カメラ(またはスマートフォン)」「マイク」「三脚」「編集ソフト」の4つです。
1本目は、お手持ちのスマートフォンから始めても問題ありません。
次回は、機材にどのくらいの予算をかけるべきか、予算別のガイドをご紹介します。
