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CMS・WordPressとは?自分で更新できる仕組みの基本を解説
9月 16, 2026 ・ ITサービス
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CMS・WordPressとは?自分で更新できる仕組みの基本を解説

前回までの記事で、URLドメインサーバーSSLといった、ホームページが表示される裏側の仕組みを解説しました。
この記事では、実際にホームページの中身を作り、更新していくための仕組みであるCMSと、その代表格であるWordPressについて解説します。

CMSとは何か:HTMLを直接書かずに更新できる仕組み

CMSは「Content Management System(コンテンツ管理システム)」の略で、Webサイトのテキストや画像といった中身(コンテンツ)を、専門知識がなくても管理・更新できるようにする仕組みです。
CMSが登場する以前は、ページを追加・更新するたびに、HTMLやCSSのコードを直接書き換える必要がありました。
CMSを導入すると、管理画面からタイトルや本文を入力するだけで、あらかじめ用意されたデザイン(テンプレート)にその内容が自動的に組み込まれ、ページとして公開されます。
前回の記事で説明した「動的Webサーバー」の仕組み(データベース+テンプレート+アプリケーションサーバー)は、多くのCMSの土台になっています。

WordPressとは何か:世界で最も使われているCMS

WordPressは、数あるCMSの中でも、世界で最も広く使われているソフトウェアです。
Webサイトの技術動向を調査しているW3Techsによると、2026年9月時点で、世界のWebサイト全体の40.2%がWordPressを使用しており、CMSを導入しているサイトに限れば、58.8%がWordPressを採用しています。
2位以降のサービスと比べても圧倒的な差があり、事実上、CMSの業界標準といえる立場にあります。
WordPress自体は、2003年に「b2/cafelog」というソフトウェアから派生する形で開発が始まった、オープンソース(ソースコードが公開されており、誰でも自由に使える)のソフトウェアです。

WordPress.orgとWordPress.comの違い

WordPressには「WordPress.org」と「WordPress.com」という、名前が似た2つの入り口があり、しばしば混同されます。
WordPress.org公式の説明によると、両者は次のように整理できます。
「WordPress.org」は、自分でレンタルサーバーなどのWebホストを用意し、そこにWordPressというソフトウェアをインストールして使う、セルフホスト型の方法です。
GPLというライセンスのもとで公開されているため、デザインや機能を制限なく自由にカスタマイズできます。
SLIPONで制作しているホームページも、このセルフホスト型のWordPress(WordPress.org)にあたります。
「WordPress.com」は、Automattic社が運営する、ホスティングまでセットになったブログサービスです。
無料プランから有料プランまであり、手軽に始められる一方、プランによってはカスタマイズやプラグインの利用に制限があります。
見分け方としては、WordPress.orgで作ったサイトのURLには「wordpress.com」という文字列が含まれませんが、WordPress.comの無料プランで作ったサイトは、URLに「wordpress.com」が含まれるか、「Blog at WordPress.com」といった表示が入ります。

WordPressが多くの現場で選ばれる理由

WordPressが広く選ばれている理由の1つは、プラグインとテーマという拡張の仕組みです。
プラグインを追加することで、お問い合わせフォームやSEO対策、アクセス解析など、さまざまな機能を後から追加できます。
テーマを切り替えることで、コンテンツはそのままに、サイト全体のデザインを変更することもできます。
オープンソースであるため、特定の1社のサービスに依存せず、レンタルサーバーやホスティング会社を自由に選んだり、必要であれば別の会社に運用を引き継いだりできる点も、企業サイトで採用されやすい理由です。
一方で、セルフホスト型のWordPressは、自分自身(または依頼先)でソフトウェアやプラグインのアップデート、セキュリティ対策を行う必要があります。
WordPress.comのようにホスティング会社がすべて管理してくれるわけではないため、公開後の保守・運用体制も含めて検討することが大切です。

おわりに

CMSは、専門知識がなくてもWebサイトの中身を更新できるようにする仕組みで、WordPressはその中でも世界で最も広く使われているソフトウェアです。
自由度の高さと引き換えに、公開後の保守・運用が必要になる点も踏まえて導入を検討するとよいでしょう。
ここまで7回にわたり、ホームページ・LP・URL・ドメイン・サーバー・SSL・CMSという、Webサイトの基礎知識を解説してきました。
次の記事からは、検索エンジンやSEOなど、作ったホームページを見つけてもらうための知識に進みます。

参考にした情報

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