
タイトル・説明文・タグの最適化:SEO基本
前回の記事では、サムネイルの作り方を取り上げました。
今回は、「タイトルとか説明文って、何を書けばいいの?」という疑問に答えるべく、タイトル・説明文・タグの基本を解説します。
はじめにお断りしておきますが、仕様は変更されることがあります。
この記事の情報は執筆時点(2026年9月)で確認できた内容です。
クリックされやすいタイトルの作り方
YouTube公式のガイドでは、動画ごとに「1〜2語の主なキーワード」を決め、そのキーワードをタイトルと説明文の両方で目立つように使うことが推奨されています。
何について検索してくる視聴者に届けたいのか、を先に決めてからタイトルを考えるとよいでしょう。
タイトルは、入力自体は長い文字数まで可能ですが、スマートフォンの画面や関連動画欄では、長すぎる部分が「…」で省略されて表示されないことがあります。
そのため、伝えたい内容は、できるだけ前半の短い範囲に収めることを意識しましょう。
どんなキーワードを選ぶべきか
キーワードを決める際、注意しておきたい点があります。
検索されやすそうだからといって、多くの人が使う「ビッグワード」(検索数が多く、抽象的な言葉)を狙うと、すでに登録者数や再生実績が豊富な、アルゴリズム的に強いチャンネルに埋もれてしまいやすくなります。
これは、Webサイトの検索エンジン最適化(SEO)と同じ考え方です。
狙う言葉が広すぎると、実績のある相手と正面から競合することになり、上位に表示されにくくなります。
そこで有効なのが、検索する人の数はビッグワードより少なくても、競合が少なく、自分の動画の内容にしっかり合った、具体的なキーワードを選ぶという考え方です。
「ビッグワードで戦う」のではなく、「競合が少ないが、内容に刺さりやすいキーワードで戦う」という発想です。
どのキーワードが自分の動画に合っているかは、最初から正解が分かるものではありません。
実際に何本か投稿し、YouTube アナリティクスで検索されている言葉や再生結果を確認しながら、トライアンドエラーを重ねていくことで、自分のチャンネルに合ったキーワードの傾向がつかめるようになります。
こうした試行錯誤を重ねる経験自体が、キーワードを考える力そのものを育ててくれます。
説明文(概要欄)の書き方
YouTube公式ガイドによると、説明文は半角5,000文字(全角2,500文字)まで入力できます。
説明文は2つの部分に分かれており、「もっと見る」をクリックする前に見える最初の数行と、クリックした後に表示される部分があります。
最初の数行が最も重要とされており、ここに動画の内容をしっかり記載することが推奨されています。
タイトルと同様に、決めておいたキーワードを説明文にも含めることで、検索されやすくなります。
2番目の部分には、チャンネルの紹介や、関連リンクなど、補足的な情報を配置するとよいでしょう。
なお、YouTube アナリティクスの「視聴者があなたのコンテンツを見つけた方法」というレポートで、実際にどんな検索語で自分の動画が見つかっているかを確認できます。
こうしたデータを参考にしながら、キーワードを見直していくこともできます。
タグの使い方
タグは、動画の内容に関連するキーワードを登録できる機能です。
個数そのものに上限はありませんが、合計の文字数に上限(カンマや半角スペースを含めて500文字程度)が設けられているため、実質的には20〜30個程度が目安になります。
タグは、あくまでタイトルや説明文を補完する位置づけとして活用し、まずはタイトル・説明文でのキーワードの使い方を優先することをおすすめします。
お店紹介動画の例で考えると
これまでの記事で例に挙げている、飲食店の3分程度のお店紹介動画で考えてみます。
「お店の名前」だけ、あるいは「飲食店 紹介」のような抽象的なビッグワードだけを狙うと、大手グルメサイトや、実績のあるチャンネルに埋もれてしまいがちです。
そこで、「お店の名前+地域名+業態」のように、競合が少なく、実際にこのお店を探している人に届きやすい具体的なキーワードを、タイトルや説明文の前半に含めるとよいでしょう。
説明文の最初の数行には、お店の特徴や見どころを簡潔にまとめ、後半に住所やアクセス、公式サイトへのリンクなど、補足情報を記載します。
タグには、業態や地域名など、関連するキーワードを20個程度の範囲で登録しておくとよいでしょう。
まとめ
タイトル・説明文は、決めておいた1〜2語の主なキーワードを、それぞれの冒頭付近で目立つように使うことが基本です。
ビッグワードで実績のあるチャンネルと競合するより、競合が少なく内容に合ったキーワードを選ぶことが、特にチャンネルを始めたばかりの段階では有効です。
どのキーワードが合っているかは、投稿とアナリティクスの確認を重ねるトライアンドエラーの中で、少しずつつかめるようになります。
説明文は最初の数行が特に重要で、動画の内容をしっかり記載しましょう。
タグは文字数に上限があるため、20〜30個程度を目安に、タイトル・説明文を補完する形で活用してください。
参考にした情報
説明文の文字数・構成・キーワード戦略については、YouTube公式ヘルプページで確認しています。
タイトルの表示文字数の目安、タグの文字数上限については、公式ページでの直接の確証は取れなかったため、複数の専門メディアで共通して紹介されている内容を参考にしています。