
LP(ランディングページ)とは?何か 基本構成とあわせて解説
前回の記事(「ホームページとは?コーポレートサイト・LPとの違いをわかりやすく解説」)では、ホームページとLPの違いを簡単に紹介しました。
この記事では、LP(ランディングページ)そのものに焦点を当て、どんな構成でできているのか、どんな場面で使うべきなのかを詳しく解説します。
LPの基本構成:ファーストビュー・ボディ・クロージング
LPは、大きく「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」という3つのパートで構成されるのが基本です。
ファーストビューは、訪問者が最初に目にする部分で、キャッチコピー、メインビジュアル、CTA(行動喚起ボタン)の3要素で構成されます。
CTAとは「Call To Action」の略で、「申し込む」「資料請求する」といった行動を促すボタンを指します。
ボディは、訪問者の悩みに共感する導入文、商品・サービスの情報(スペックだけでなくベネフィットも含む)、お客様の声や実績といった信頼材料で構成されます。
クロージングは、よくある質問や申し込みまでの流れで不安を解消したうえで、最後に入力フォームや申し込みボタンへつなげる部分です。
この3パート・7要素という構成は、複数の制作会社の解説で共通して説明されており、LP設計の基本形として広く使われています。
なぜLPは1ページ・縦長スクロールが基本なのか
LPが1ページの縦長構成を基本とする理由は、大きく2つあります。
1つは、訪問者に見せたい情報の順番を、作り手側でコントロールできることです。
複数ページに分かれたサイトでは、訪問者がどのページから見るか分かりませんが、縦長LPなら上から順に、悩みの共感→解決策→根拠→行動喚起という流れを設計どおりに伝えられます。
もう1つは、制作・改善のしやすさです。
1ページで完結しているため、見出しや画像を差し替えるA/Bテスト(表現を変えて反応を比較する検証)を行いやすく、広告の成果に合わせて改善を重ねやすくなります。
なお、「ページ移動のたびに一定割合のユーザーが離脱する」という説明もよく見かけますが、具体的な離脱率の数値については、信頼できる根拠を確認できなかったため、この記事では触れません。
ホームページとLP、どちらを使うべきか
LPは、次のような「目的が1つに絞られた集客」の場面で特に効果を発揮します。
たとえば、Web広告(リスティング広告やSNS広告)から特定のキャンペーンに集客する場合や、新商品・新サービスのローンチ告知、セミナーやイベントの参加申し込みを集めたい場合などです。
一方、検索エンジンからの自然検索流入(SEO)を積み上げたい場合は、LPよりもコーポレートサイトのような複数ページ構成のほうが適しています。
LPは1ページで完結する分、扱えるキーワードの幅がどうしても狭く、SEOで評価される範囲を広げにくいという性質があるためです。
広告と組み合わせて短期的に成果を出したいのか、検索からの流入を中長期で積み上げたいのか、狙う集客経路によってLPとホームページを使い分けるのが実務的な考え方です。
おわりに
LPは、ファーストビュー・ボディ・クロージングという明確な構成を持ち、1つの行動喚起に向けて情報を絞り込んだページです。
次の記事では、URL(インターネット上の住所にあたる仕組み)について解説します。
参考にした情報
- ランディングページ(LP)の基本の構成要素と成果の出るポイント(GPOL) https://www.gpol.co.jp/blog/156/
- ランディングページ(LP)に重要な構成・必要な7つの要素(HubSpot Japan) https://www.hubspot.jp/products/marketing/landing-pages/lp-structure