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標準レンズとカメラを並べている画像
9月 6, 2026 ・ 映像制作
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レンズ選びの基本:標準レンズ1本で何ができる?

前回の記事では、初心者向けのカメラ本体を5機種ご紹介しました。
カメラ本体を決めたあとに気になるのが、「レンズって何個も必要なの?」という疑問です。
今回は、レンズの基本的な考え方と、標準レンズ1本でどこまで撮れるのかを解説します。

そもそもレンズの「焦点距離」とは

レンズには「焦点距離」という数値があり、mm(ミリ)で表されます。
この数値によって、写る範囲(画角)の広さが変わります。
数値が小さいほど広い範囲が写り、数値が大きいほど狭い範囲が大きく写ります。

なお、実際に写る範囲は、カメラのセンサーサイズによっても変わります。
同じ焦点距離のレンズでも、センサーサイズが異なるカメラでは、写る範囲の印象が変わる点には注意が必要です。

レンズの3つのタイプ:広角・標準・望遠

レンズは、焦点距離によって大きく3つのタイプに分けられます。

  • 広角レンズ:数値が小さく、広い範囲を写せるレンズです。狭い室内や、大人数の集合、風景全体を写したいときに向いています
  • 標準レンズ:人の目で見た印象に近い画角のレンズです。汎用性が高く、幅広い撮影に対応できます
  • 望遠レンズ:数値が大きく、遠くの被写体を大きく写せるレンズです。背景を圧縮してボケを強調する効果もあります

多くのカメラには、標準的な画角をカバーするズームレンズが「レンズキット」として付属していることが多く、まずはこの1本から始めるのが一般的です。

標準レンズ1本でできること

標準レンズ1本でも、次のような撮影には十分対応できます。

  • 人物のバストアップ・全身の撮影
  • 室内・屋外を問わない、日常的な撮影
  • 商品や料理など、近距離の被写体の撮影

汎用性が高いため、「まず何を撮ればいいか分からない」という段階では、標準レンズ1本で始めるのが無理のない選択です。

広角・望遠レンズが必要になるタイミング

一方で、次のような場面では、標準レンズだけでは対応しづらくなります。

  • 広角レンズが欲しくなる場面:店内が狭く、標準レンズでは全体が写しきれない場合。大人数の集合写真を、下がるスペースが無い場所で撮る場合
  • 望遠レンズが欲しくなる場面:撮影場所から被写体まで距離がある場合(屋外イベントの観客席からのステージ撮影など)。背景を大きくぼかして、被写体を際立たせたい場合

こうした「標準レンズでは物足りない」と感じる場面に出会ってから、必要なレンズを追加していく進め方で問題ありません。

標準レンズだけで始めることのメリット

レンズを何本もそろえる必要はありません。
標準レンズ1本であれば、次のようなメリットがあります。

  • 撮影のたびにレンズを交換する手間がない
  • 追加の出費を抑えられる
  • 「どのレンズを使うか」で迷う時間が減り、撮影に集中しやすい

1本目の動画制作では、まず標準レンズの範囲でどこまで表現できるかを試してみることをおすすめします。

お店紹介動画の例で考えると

これまでの記事で例に挙げている、飲食店の3分程度のお店紹介動画であれば、外観・店内・料理・スタッフのコメントのいずれも、標準レンズ1本で撮影できる範囲に収まることがほとんどです。
ただし、店内が非常に狭く、入り口からカウンターまでを一度に写したいような場合は、広角レンズがあると撮影しやすくなります。
その場合も、まずは標準レンズで撮影してみて、必要性を感じてから検討する形で問題ありません。

まとめ

レンズは「広角」「標準」「望遠」の3タイプに分かれ、それぞれ得意な撮影範囲が異なります。
まずは標準レンズ1本で、多くの撮影に対応できます。
広角や望遠が必要だと感じたタイミングで、そのつど追加を検討していく進め方をおすすめします。

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